GLOSSARY

MLBお金の用語集

年俸総額、ぜいたく税、労使交渉のニュースを読むときに出てくる用語をまとめました。

ぜいたく税(競争均衡税)Competitive Balance Tax / CBT
年俸総額が基準額を超えた球団にかかる税。何年連続で超えたかで税率が上がり、大きく超えるほど上乗せされる。
ぜいたく税の対象額CBT Payroll
ぜいたく税の計算に使う年俸総額。40人枠の選手の契約の年平均額(AAV)に、福利厚生費などを足したもの。その年に実際に払う年俸の合計とは違う。
AAV(年平均額)Average Annual Value
契約総額を年数で割った額。10年1億ドルなら1,000万ドル。年ごとの年俸が凸凹でも、ぜいたく税ではこの額で数える。
後払いDeferred Money
年俸の一部を契約が終わったあとに受け取る取り決め。ぜいたく税では、後払い分を今の価値に割り引いて数えるので、AAVが契約上の額より小さくなる。
サラリーキャップSalary Cap
年俸総額の上限。NBA・NFL・NHLにはあるが、MLBにはない。MLBは2027年からの導入を提案している。
サラリーフロア(下限)Salary Floor
年俸総額の下限。少なくともこれだけは選手に使わなければならない額。
労使協定Collective Bargaining Agreement / CBA
オーナー側と選手会が結ぶ取り決め。年俸・FA・ドラフトなどお金と移籍のルールを決める。現行の協定は2026年12月1日に失効。
ロックアウトLockout
労使協定が切れたあと、オーナー側が球界を封鎖すること。FA契約やトレードが止まる。選手側が仕事を止めるのは「ストライキ」。
選手会MLB Players Association / MLBPA
メジャーリーガーの労働組合。オーナー側と労使協定を交渉する。
サービスタイムService Time
メジャーの登録日数。172日で1年と数える。6年でFAの権利、おおむね3年で年俸調停の権利が得られる。
年俸調停Salary Arbitration
球団と選手の希望額が折り合わないとき、第三者の調停人がどちらかの額を選ぶ仕組み。メジャー3年目以降(一部は2年目以降)の選手が対象。
スーパー2Super Two
サービスタイム2年以上3年未満の選手のうち、登録日数が上位22%の選手。1年早く年俸調停の権利を得る。
FA(フリーエージェント)Free Agent
どの球団とも自由に契約できる選手。メジャーのサービスタイム6年で得られる。
オプトアウトOpt-out
契約の途中で選手が契約を破棄してFAになれる権利。
クオリファイング・オファーQualifying Offer / QO
FAになる選手に、球団が出せる1年契約の提示。額は上位125選手の平均年俸。断って他球団と契約すると、元の球団はドラフト指名権の補償を受けられる。
ポスティングPosting System
日本など海外のリーグの選手が、FA権を得る前にメジャーへ移るための制度。獲得した球団は元の球団に譲渡金を払う。
40人枠40-man Roster
メジャー登録(26人)とマイナーにいる控えを合わせた枠。ぜいたく税の対象額は、この40人の契約で計算する。